長崎ラベンダーのこと

みなさまはラベンダーというと、どのようなイメージをもちますか?
北海道のあの広大な大地に広がる紫色のお花たちでしょうか、もしくはあの香りから作られるアロマオイル?
ラベンダーと九州、なかなか結びつかないかもしれませんが、実は長崎県でもラベンダーが育つのです。
その名も「長崎ラベンダー」といいます。
鉢植え、花壇植え、加工でも楽しめます。春と秋に花が咲く「二季咲き」が特徴です。
初夏に咲いた花を刈り込めば秋にもう一度楽しめるので、ひとつぶで2度おいしい花です。

はじまりは1998年、長崎県立大村城南高校で他の品種と異なる特性をもつラベンダーが見つかったのがきっかけでした。
ヨーロッパのラベンダーが分布している地域と長崎の緯度がほぼ同じということもあり「長崎をラベンダーの街へ」という
育成プロジェクトが発足したのでした。
園芸や環境系列のコースがある同校の生徒と先生が一緒になって育て上げた
暑さや湿度に強い長崎オリジナルのラベンダーです。

2002年にわたしたち、長崎ラベンダー研究会(長崎県花き振興協議会鉢物部会 ラベンダー研究会)が
譲り受けて生産と研究を行っています。
九州の温暖な気候でも育ち、そして鉢植えでも育つように品種改良を重ねました。
これからもっともっと、長崎ラベンダーのことをみなさんに知っていただきたい。
そんな思いをこめてこのサイトを立ち上げました。
長崎ラベンダーって何?そんなささいな好奇心を、さらに深めるきっかけになれたらうれしいです。
          
            

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